表現の自由はどこ行った?
「非実在青少年」要するに二次元とかの未成年キャラクターについて、
暴力、性的表現を規制しよう
という話が持ち上がってるそうですよ。
しかも設定上の未成年ではなく、未成年に見えるもの。図画・文章・声など。
「青少年性的視覚描写物」つまり、TLやBLも含まれますよね。
児童ポルノに対する規制はわかる。これには実際に被害者がいる。
でも、被害者のいない「実在しない青少年」に対する規制ってなにそれ。
青少年を性の対象にする表現の抑止ということですが、その種の創作物を見聞きして、実際の行動に移そうする人種が世の中にどれだけいるんですかと。
性犯罪や猟奇犯罪犯す人はみんなBLやTL読んでますか?暴力的なシーンの出てくる漫画読んでますか?
何かしらの事件が起きたときに、槍玉に挙げられるのは決まって漫画やアニメやゲーム。「ひぐらし~」が問題視されたとき、同じ斧を凶器にしているドフトエフスキーの作品を誰も問題視しなかった。
なんかもう特定のジャンル叩きとしか思えない。
特に同人誌なんてモロに規制対象になりかねない。今だってサークル側は表紙に「R-18」表示や販売の際の年齢規制など、世間の風潮受けて自主規制頑張ってる。
それとも、こういうジャンルで活動してる作家や読み手は犯罪者予備軍とでもいいたいのでしょうか。
そういう規制をぶち上げようとしてる人たちって、TLやBLなんてジャンルをそもそも知らない人たちでしょ?もともとこのジャンルに偏見しか持ってないから、理解する前に「うわー、いやー、ダメ」な意見しか頭にない人たちでしょ?
オタク文化への無理解。蔑視。
本気でこういう条例通す気なら、もちろん「文芸作品」と呼ばれるジャンルも対象ですよね?
文芸ジャンルにも、「非実在青少年」に対する「暴力、性的表現」が表現されてるもの、ありますよね?
それとも、文芸はセーフでオタク文化はアウトですか?
それってすっげぇ不公平。
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