乙姫は何がしたかったんだろう?(突然なに!?)
カメを助けてもらったお礼に浦島太郎さん竜宮城へご招待~!は、まぁいい。
人間の世界と自分たちの世界では時間の流れが違うことは乙姫なら判っているはずで、なのに元の世界に戻った太郎さんの様子を見るに彼がそのことを承知していたとは思えない。乙姫は明らかに知ってて黙ってる。
最後に太郎さんは乙姫からもらった玉手箱でお爺さん(正確には鶴になって飛んでいく)になるわけだけれど、これでは太郎さんに対してなんの責任も保障も取ってない。
乙姫的には太郎さんに一生竜宮城で過ごしてもらいたかったのか?
だったら、事前にそのことを説明して了承済みの上で連れていくべきでは??
これではまるで誘拐とか神隠し…もしかしてそれが題材?
この手の話は今では子供向けに可愛くアレンジされているけれど、本当は結構残酷だったり生々しかったりするし戒めとか教訓みたいなのが含まれていたりもするから、恩を仇で返したようなこの作品のテーマは
「甘い話には裏がある」
ってことなのか?
なんてことを、突然ぐるぐる考え出してしまったのです。本当に突然。
まぁ、本当の原作を読んだことがないので、ちゃんと読めばその辺の疑問も全部すっきり解決するのかもしれないけれど。
ちなみに桃太郎さんは、本当は桃から生まれたんじゃなくて、桃を食べたお爺さんとお婆さんが元気になっちゃって頑張っちゃった結果、生まれてきた…はず。
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