さて、夏アニメもほぼ出揃った頃合。
数が多いので、HDDの容量確保のためにもとりあえず第一話・第二話を一通り見ているのですが、すでに何本か切りました。
どうも、男性向けでも女性向けでも、恋愛アドベンチャー的要素の強いものとか、あからさまな萌え系とか、女性キャラの目の書きかたが全部一緒とか、そういうのは見続けるのに気力がいるようです……(苦笑)
ストーリーが面白ければまだ頑張れるのだけれど。
そんな中、「超訳百人一首」は個人的に注目の一本。
やぁ~~まさに超訳!!間違ってないけど斬新すぎるww
教科書と同じこと言ってるのに、言葉を変えるだけでなんと判りやすい。
百人一首は定家が編集したアンソロジー
女のフリして「土佐日記」を書いた紀貫之はネカマ(←
確かにww
でもって、ベーさん演じる業平カッコいいわ!!
学校で普通に古典を勉強してるだけでは、「歌人」のイメージが強いけれど、そうよね。この時代の男女はイロコイにはもっと自由奔放よね。いい女はすぐ口説くよね!!夜這いするよね!!(笑)
史実でも、臣籍降下しているとはいえ血筋は高貴だし美男子ってことになってるし。
以前、企画物のCDで、万葉集を現代語訳にしたのがあったけれど、訳がチャラすぎて好きになれなかったのよねー。でもこのアニメは崩しすぎず、意味をわかりやすく超訳しているあたり、面白い。
もともと古典は好きなジャンルではあるけれど、和歌・短歌っていいものだと改めて思った。17文字や31文字に言いたいことを全部込める。歌を送られた側も、そこに込められた思いを読み解く。
ある意味駆け引き。昔の日本人、凄くね?
古典好きはもちろん、古典が苦手な人も見てみるといいよ。
原作本は先日、まとめてポチした分が密林さんから届きました。開封すると荷崩れるので、とりあえず箱のまま積んでます。
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