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友達が突然、
私、ミュージカルやるo(`^´*)
と言いだしてから半年。
本番の公演を観に行ってきました。
仕事をしながら稽古やら自主練やらの毎日で大変そうな毎日だったけれど、それよりなにより、舞台上で普段見ている彼女とは違う表情や動きをしているのがとても新鮮だった(笑)
なんていうか、
ちゃんと女の子の動きしてるなー
とww
いや、当人間違いなく女の子なんですけどww
終演後にとってもいい顔してたので、本人も満足な半年だったことでしょう。
「黄色の大陸」の人だったので、黄色系にしてみました。
さて。舞台本編の感想。
少々辛口(苦笑)
ぶっちゃけ、台本が「甘い」なーと(−−;
言わんとしていることは判るのだけれど、主題がぼやけていて伝わりにくい。確かに、パンフ等を見れば大体のストーリーは判る。でも逆を言えば、パンフ等で補完しなければ伝わらない台本ってどーなの?と。
どういう背景で、どういう展開で、この場面に至ったのか。その辺をもうちょっと深く掘り下げてほしかったかなー。
たとえば。
パンフレットによれば「一人の少女が他の大陸の存在に気付く」シーンも、暗転が明けたら突然異文化交流が始まってたようにしかみえない=「少女が他の大陸の存在に初めて気付いた」ように見えない。
初めて異文化に触れたときの驚きとか、戸惑いとか、好奇心とか、そういったことからだんだん交流が始まっていくとか、その辺すっ飛ばされてる感じ。
戦争が始まって、終わって。各大陸の権力者たちが 突 然 反省しだす。
……反省に至るまでの過程は??怒りとか憎しみとか苦しみとか悲しみとか。それらを身をもって学んだからこそ、お互いに理解し合うことが大事なのだと。観客に解釈を丸投げるのではなく、ちゃんと舞台で描いた方が良いきがする。
台本として、せめてその辺をもうちょっと掘り下げてほしかったかも。
国境警備隊の人たちに物語の語り部的な役をさせるのかと思えば、そうでもないし…
彼らによって国境が分けられて交流が妨げられていた、と解釈もできるのだろうけれど、特に彼らが物語本編に絡んでいる様子もない。
役者陣のパフォーマンスはとてもよかったです。
半年、本気でやればここまでできるんだなーと、つくづく。
最初と最後の、全員での歌とダンスはとてもよかった。で、その中から友達を一瞬で見つけた私の視力も、まだ捨てたもんじゃないww
だからこそ、台本が悔やまれる……orz
もともとはアメリカのミュージカルらしいので、訳すときにどこを拾ってどこを捨てるか、の違いなんだろうな。
とはいえ、なかなか良いものを……というか良い経験してる人たちを、見させてもらいました(^-^)