※軽~くネタバレ含みますよ
「違和感をなくすためにプロの声優以外は使いません」
ってことだったけれど、元々吹き替えに抵抗のない上に声オタとしては、改めて「おお!」と思うほどではなかったなと。演技に違和感なくて当たり前だろと。
むしろ話題性のために声の演技の技術のない役者連れてこられる方が「おお!」だなと。
とまぁ皮肉は置いといて。
広樹、いると思ったんだけどなぁ……やっぱりCMの一瞬の台詞だけじゃ聞き分けづらいな。
つか中田さん本編出てないーっっCMであんなにナレってるのに。
でも、声と名前が直結してないってだけで知ってる声は結構いました。秋元さんとか、エンディングのキャスト表見て「そう!この人!!」みたいな(笑)
乙女に売れっ子な声優さんを使ってない分、お話に集中できてよかった。完全に判る人だと違う意味でニマニマしちゃいそうなので(^^;
もちろんお話も面白かったです。
途中でなんとなく
「もしかしてこの人自身が患者の可能性あり?」
「でも、そう思わせること事態が罠?」
みたいな仕組みは読めるんだけど、最後まで見ると「そうきたか!!」的な。
「そんな大掛かりな謎やったんか!!」みたいな。
認識するということに関してのトリックがとても面白かったです。一度観て、答えを判った状態でもう一度見るのもいいかもしれない。
そして最後にも謎は残る。
彼は本当に元に戻らなかったんだろうか。
戻ってないフリをしたんだろうか。
亡くなった奥さんの夢のシーンはキレイだったなぁ……
ただ、映画が始まる前にこういうところに注意して観ろみたいな注意が流れるんだけど、それはいらない気がするな。構えてみない方が最後の大どんでん返しの威力が大きいと思われ。
ん?その注意書きこそが視聴者の「認識」の軸を狂わせるトリック?自分で「もしかして」と疑問を感じるまでは主人公の側の視点で謎を解こうとしていたしな……
映画の最中。
暗闇から突然飛び出してきたり、突然誰かに襲われたり、突然大きい音(銃声とか)がする度に、隣にいるお嬢さんがビクっっっっっ!!!!てしたり「ひゃぁっ!」って悲鳴上げたりするもんだから……
そんなあんたに私がビックリだ!!!
映画より彼女に驚かされて私までビクっっ(笑)
あれだけ見事なリアクション、製作者側も本望だろう。
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