原作が好きだったこともあって、観てきました。
漫画原作が実写化されて一番気になるのは「原作のイメージ」なわけで、その点では「パラキス」は上手いコト実写化してくれてたかなーと思います。
ジョージたちが作る服を実際に見られるのも楽しみだったし。
物語も尺の関係で端折ってる部分はあるけれど、概ね原作どおり。結末だけオリジナルになってました。
原作では、紫はジョージと別れてモデルを目指すけれど、結果的にはイマイチで女優に転身しつつ、徳森くん(確か医者になってた)と結婚する。というある程度リアリティのある結末だったと思うのですが、映画版では、徳森くんは紫に告白後ソッコーで振られているらしく(笑)紫はモデルとしての道を歩みつつ、仕事で行ったニューヨーク(だっけ?)で舞台衣装の道へ進んだジョージ(←これは原作と同じ)と再会。ジョージはずっと紫のこと見守ってた。という所謂「少女漫画的」な結末で。でも、リアルな世界じゃないんだから夢々しくてもいいじゃない、みたいなww
嫌いじゃないです、こういうのも。
あと、ジョージがパリへ行く時の、イザベラが
「あなたがデザインして、私がパターンを描くの」
って場面がカットされてなくてよかった。この場面てジョージに対するイザベラの気持ちが凝縮されてると思うのよね。
ひとつ気になったのはやっぱりキャスト。
向くんは好きなんだけど……好きなんだけど、ジョージじゃない(><)
ジョージ演じるにはスマートすぎるというか、ジョージはもっとクドイ方がいい(笑)原作を知らなければ向くんのジョージも有りだったとは思うのだけれど。
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